授業・実習
【ICT技術概論】建設システム様に講義していただきました
2025.09.24
今年度から新たに開講された授業「ICT技術概論」が、ついにスタートしました!
この授業では、建設業界で活躍する技術者の方々を講師としてお招きし、現場で実際に使われている最新のICT技術について学んでいきます。
本校での学びを、より実践的でリアルなものにすることを目的としています。
記念すべき第1回目の講師には、株式会社建設システムの笠井様をお迎えしました。
私でも聞いたことがある、「デキスパート」という施工管理システムを開発されている会社です。
今回は「3D設計データ作成について」というテーマで講義していただきました。
学生たちは2人1組になって「SiTECH 3D(サイテック3D)」というソフトを操作し、
平面・横断・縦断データを取り込んで、3D施工図を作成する体験をしました。
一番驚いたのは、ほとんど数値を手入力することなく、クリックで選択できることでした。
人の手による入力ミスが起こりにくく、設計ミスの防止につながるという点にICT技術の強みを感じました。
そして、作成した3DデータをICT建機に取り込むことで、丁張(ちょうはり)をかけることなく土を切れるようになるらしいです。
まさに効率化。
※丁張とは・・・工事の初めに位置や勾配を示すため、木の板や水糸などでつくる目印のことです
このように「ICT技術概論」では現場に近い学びを通して、学生たちが将来の仕事に直結するスキルを身に付けていきます。
次回の授業も、最新技術を活用した実習が予定されています。
どうぞお楽しみに!