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コラム

俺物語!(4)~新・入学相談員 井川さんの紹介~

2021.07.09

本校にはもともと、佐々木さんというベテランの入学相談員がいまして、

道内各地の高校を訪問したり、入学相談会に出張したりして、みなさんの進路相談に乗らせていただいておりました。

が、この度、佐々木さんもイイオトシということで今年5月に引退いたしました。

(現在、佐々木さんは毎日TVを見ながらゴロンゴロンしてるだけで、太ってしょうがないと言いながら元気そうです)

そして、昨年12月から新しく入学相談員として井川順一さんを迎えましたのでご紹介します!

 

↑No image 写真は後日かな・・・

 

事務局亀田(以下、亀):初めに簡単な自己紹介からお願いします。

 

井川(以下、井):初めまして。30数年の銀行勤務の後、10数年、民間企業の経営に携わってきました。気が付くと年金世代に入っていて、一線を退くこととしました。
ただ、全てからリタイアする年でもないなと思っていたところ、縁あって札幌工科専門学校に勤めることになりました。教育関連は全くの門外漢ではありますが、今までの経験を活かしてお役に立てればと思っています。よろしくお願いいたします。

 

亀:こちらこそよろしくお願いします。

 

:フィジカル的には経年劣化が激しいですが、直近まで経営現場にいましたので、メンタル面ではまだ当面持つであろうと思っています。コロナ禍にあって、最近の趣味はアマゾンプライムでのホラー鑑賞と、カラスにいじめられながらの公園散策です(笑)。

 

亀:井川さんの出身高校は札幌月寒高校で、なんと、私の大先輩なんですよね。

 

:そうなんです。今は、大後輩の下で働くことになりました(笑)。
還暦の時、40年ぶりに初めて同窓会に出ました。歳月は残酷なことに、集った仲間はジジイとババアの集会で、誰が誰だかわかりません(笑)。散会の頃になって、ようやく記憶が甦りました。
さほど特色のない高校生活でしたが、それでも懐かしいものがありました。次は古希の会でしょうが、何人残っているやら・・・。
今、本校では、事務局2名、学生1名、計3名の月高OB・OGがいます。あと2名で本校の最大派閥になるので(笑)、ぜひ月高の方は本校を志望してください。

 

亀:本校に来て約半年ですが、その間、学生の印象はどうですか?

 

:当たり前のことと言えばそうなのですが、みんなキチンと挨拶ができることに感銘を受けました。
これは、高校訪問の時も同様でしたが、今の教育が行き届いているのか、少なくとも私の時代より礼儀正しい学生が多いと思いました。この時代のことはよくわかりませんが、イメージしていた学生像よりは、相当真面目な学生が多いという印象です。

 

亀:本校や先生についてはどうですか?

 

:学校は、特に職員室は、コロナ対策のためドアを開けっぱなしにしているので、寒いとの印象です(笑)。(真冬でしたので・・・)
ただ、温度は寒かったですが、ムードは暖かいものがありました。
昼休み、ひっきりなしに学生が職員室に来ます。少しウザい・・・(笑)。
先生方のみならず、校長先生自らマンツーマン指導している姿を見て、少し感銘を受けました。大学や普通の民間企業ではあり得ません。学生に対する情熱と愛情を感じます。

 

亀:そうですね、課題やレポートを提出しに来たり、授業のことやテストの点数を聞きに来たり、再試験料を納めに来たり、私に何かおもしろいもの見せに来たり、学生がいろいろと出入りしていますよね。
ちなみに、札幌工科専門学校のことは以前からご存知でしたか?

 

:申し訳ない。知りませんでした。
これから少なくとも道民の皆さまの多くに、知っていただくよう努めて参ります。

 

亀:我々の母校は一応進学校でしたし、あまり専門学校って考えませんでしたよね。
でも本校で働いてみて、こういう選択肢もあったのか~、当時から知っていればな~と思いました。

 

:進学校そのものは大事だと思っています。より高みを目指すことは良いことです。
ただ、「進学校=大学」の図式は、半世紀前の私の時代です。当時は選択肢が少なく、また大学に入ること自体が目的であった時代で、私自身もそうでしたが、受験勉強疲れで大学4年間ほとんど勉強もせず、奇跡的に卒業した次第です。
紙面の都合上、ここで詳しく語ることはできませんが、やはり目的を持って大学や専門学校を選択した方が良いのでは。「とりあえず大学へ行って・・・」は、時間とお金の無駄遣いでしょう。
民間企業に長くいた立場から申し上げますと、学歴主義の時代は、とうに終わっています。依然、○○卒は残ってはいるでしょうが、入社の時だけです。その後は、完璧な実力主義です。
本校は、それを目指しています。ぜひ、本校でプロの道を目指してもらいたい。

 

亀:井川さんは銀行時代から多くの企業を見てきたと思いますが、本校の目指す土木や造園緑地分野の将来性についてはどうですか?

 

:道内には多くの専門学校があります。時代のニーズを背景に、昔では考えられないような分野も多く出てきています。
その中で環境土木工学科は、地味ではありますが、時代に左右されない社会生存基盤の実務を学ぶ学科です。この分野の学校が意外と少ないことに驚いています。本校は技術系公務員の排出が多く、上場企業はじめ建設関連トップ企業への就職は、当然の帰結です。
一方で、造園緑地科を私は強く推したいと思います。この分野は20~30年以上のロングランに亘る時代の大きな要請がある分野だと思っています。ポストコロナの社会的テーマは、SDGs(持続性ある社会)とカーボンニュートラル(脱炭素社会)の実現です。今後何十年も続きます。
造園緑地科の学び中に、森林再生や(都市)緑化などがありますが、これらは上述の社会的テーマに帰結します。今後、官公庁のみならず、多くの企業がこの分野の人材を必要とすると考えます。

 

亀:業界の方からも、この時代にこの分野を学ぶ本校の学生たちはまさに「金の卵」だとおっしゃっていただきました。

 

:本校としても、今、入口(入学)から出口(就職・進学)まで力を注いでいます。みなさんもこの分野にちょっと注目して、研究してみてください。魅力があるな、将来性があるなと思ったら、ぜひ本校で学んで欲しいと思います。

 

亀:そういえば、前職では郷ひろみやセカオワとも会ったことがあるんですよね。

 

:前職は、コンサートやNHK、日テレの中継業務への電源車による電源供給の仕事でした。札幌が本社ですが、首都圏主体に業務展開していたので、月の半分は横浜、仙台にいました。
コンサートでは100組以上のアーティストを担当していました。中高年では、郷ひろみ・矢沢永吉・B’z等、若者向けでは、ゆず・セカオワ・髭男・日向坂46?などなどです。
私は学生時代、グリークラブ(男声合唱団)に所属していて、音楽大好き人間なのでとても楽しく過ごすことができました。
ある日、楽屋で郷ひろみさん(業界用語ではヒロミGOですが・・・)とお会いすることができました。実は、同い年なんです。楽屋で歌って踊っていただきました。・・・ウソです。
人生、いろいろな経験をさせてもらい、とても感謝しています。

 

亀:これから学生たちにもいろいろと裏話を教えてあげてくださいね!

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