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俺物語!(13)~土木卒業生 中島くんインタビュー~

2023.05.11

ずっと在校生のお話が続いていましたが、
そろそろ卒業生の話も聞きたくなってきた頃ではないでしょうか?


そう思って、卒業6年目の彼にインタビューをしました!!
(※インタビューは2022年にしたのですが、編集・公開が遅くなってすみません・・・)

 

中島諒平 環境土木工学科 2017年卒業 檜山北高校出身

 

地元の建設会社である㈱伊関組さんから企業委託生として入学し、
2年間土木を学んで会社に戻っていった学生です。

 

1.これまで経験した現場で思い出に残っているものは?

中島くん(以下、中):入社5年目(工科卒業から3年目)で初めて現場代理人になった工事です。
ずっと一緒だった上司が主任技術者で、黒松内の添別というところの災害復旧工事に携わったことですね。

 

事務局亀田(以下、亀):どんな工事だったの?

 

:崩落して通れなくなった道路の復旧と、河川による道路の浸食を防止する内容でした。
コンクリート擁護壁の打設を2箇所やりました。

 

亀:その中でアルの担当した仕事は?
(※彼のあだ名がなぜかアルだったので、私もそう呼んでいます)

 

:ここの現場で監督との打ち合わせや書類作成をほぼ自分でする形でした。
また、自社に自動追尾式光波(測量機器)が来て間もない現場だったので、自分が先立って現場に持って行きましたね。
1人で丁張かけて、現地でオフセットかけて・・・こんな良い器械もっと早く買えば良かったのにと思ったりしましたね(笑)

 

亀:そんなに良いものなんだ。

 

:精度もかなり良くて、高さから位置から、全部光波でやりました。
これは達成感がありました。(測定が)間違ってたら終わってましたけど(笑)

 

亀:1人で出来るのは良いけど、そのぶん責任重大だね!

 

↑林道の新設工事で、丁張かけをしているところ。
 これが例の「自動追尾式光波」だ!

 

2.卒業して5年。今、持っている資格は?

 

2級土木施工管理技士、情報処理1級、ビジネス文書2級、簿記1級くらいです。
今年は1級土木を受けれるようになるんで、それ頑張るくらいですかね?

 

亀:働いてみて、どんな資格や知識が必要になってくると感じた?

 

:現場で1人だと、中型・大型免許、車両系、移動式クレーンとか欲しいなと思うこともあるんですが、作業員さんでどうとでもなるので、そこまで必要とも感じないんですよね(笑)
知識は正直言うと、やったことはそれなりに覚えていくんですけど、種類が膨大すぎて全部頭に入れる時間勿体ない気もするんですよね。

 

亀:道路、河川、橋梁、トンネル、暗渠etc・・・いろんな現場があるもんね。

 

:自分はまだまだやったことない工種続きですけど、1度やればやり方から管理ってわかると思うんですよ。やりながら覚えるしかないって感じです。
でも、測量は学んでおいて無駄なことないと思いますね。
今でこそICTとか出てきて、かなり器械のみで出来るようになってきてますけど、学校でやった練習は役に立ちましたね。

 

3.高校時代、進路に建設業を選んだ理由は?

:ぶっちゃけた話、やりたいこと無かったんですよね(笑)
そしたら進路指導の人が、パソコンに向かってるだけの仕事だとか言ったもんだから、その気になって札幌の専門学校行った感じです。
気が付いたらスコップ持ってましたよ(笑)
今は現場持てるようになって、そこまで現場で身体を動かすことは減りましたけどね。

 

亀:えー(笑)
それでも5年間続けてこれたのは、土木が合ってたのかな?

 

:しんどいなーって思ってたの3年くらいでしたね。
それこそ現場代理人やってから変わりましたね。もう土台ができた感じです。

 

亀:しんどいなーって思ったのは、どういう場面で?

 

:単純にミスったりとか、仕事上、苦手な人とも関わらなきゃいけなかったりとか。
そこの渡り方もだんだんわかってきましたね。

 

 

↑林道の新設工事の着工前

 

↑除根作業

 

↑施工管理はこういった工事状況の写真を撮るのも仕事

 

↑約半年をかけて完成!!

 

4.当時の仲間たちとの現在の関わりは?

:今、櫻場の現場をやってるんです。
こんなに早く同級生と仕事するとは思ってませんでしたよ(笑)

 

亀:お~!
なんか「櫻場さんは函館建管のエースです!」って言ってた後輩の子がいるんだけど、ほんと?(笑)

 

:毎日大変そうですけどね。エースなのかもしれません(笑)

 

亀:は~成長したもんだ・・・(笑)

 

:プライベートはコロナの影響もあって、あんまり集まってないんですけど、毎年GWにはF先生のお墓参りするっていうのは続けてますね。
(※F先生は担任の先生で、闘病の末、彼らの卒業式の翌日に旅立ったのです・・・)

 

亀:先生もきっと喜んでるよ。
みんなとは近況報告のほか、仕事の話もするようになった?

 

:仕事の話はしますね(笑)
同じような境遇だったら特にですね。

 

亀:同業の仲間がいるっていうのは、何かと心強いよね!
いろいろと聞かせてくれてありがとう!

 

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